• 2013.01.21 Monday
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去年の9月のある日。
裏庭に建っていた蔵が崩壊しました。

※詳しくはこちらを参照してください。



人生なにがあるかわからないとはいうものの、
蔵が崩壊するなんてことは考えたこともなかった・・・。
って、そんなこと普段から考えてる人はいないか(笑)

まあ、崩壊してしまったものは考えても仕方ないので
広大なスペースができたと考えよう!と前向きに
考えてはみたものの、瓦礫の山と膨大な土と格闘する日々の始まり。
すべて手作業で瓦礫の山を片付けていきました。



途中、二人目の出産もあり、作業は中断していたものの、
ここ数日でやっと作業を再開できました。
いまはここまで片付いています。




今日の作業は奥のまだ建っている蔵(これも崩壊の恐れアリ・・・(汗))
の前に積もった土をどけながら、埋まっている柱を掘り出す作業。
これが重労働なんです。

すこしずつ、すこしずつ。
まさに発掘現場そのもの。





掘り出した木は、スペースの真ん中に作った焼却炉で燃やしていきます。



発掘現場にはさまざまな動植物が生息。
こちらからだの黒いカタツムリ(めちゃちっさい)



紫色のキノコも出現!
これは食べたらやばそうだ。



埋まっていた木には菌がびっしり!!
こうやって土に還っていくんですねえ。



で、やっとここまで片付きました。
ここにガーデンを作ろうと思うので、タイトルが「蔵 in Garden」(笑)



土を盛り上げるのに使うのは崩壊した蔵の瓦を再利用。
あるものを最大限に使う、をテーマにしています。



ちなみにこの場所に積みあがっていた土はどうするかというと
別の場所に積み上げて「スパイラル・ガーデン」を作る予定。

お山の奥に見える遺跡のようなものは作りかけのパン窯。
五右衛門風呂をひっくり返して窯にしようと思っています。



この土を運ぶのに、強力な助っ人も登場。
一輪車は上の子の2歳の誕生日に「これで父ちゃんの作業手伝ってな〜」
という前フリの言葉とともにプレゼントしたもの(笑)
3歳になってやっと活躍できました。



でもこの助っ人、見た目はめっちゃ働きそうですが、
半分以上遊んでいるような・・・。
まあ、とにかくこの先が楽しみです。



この日、もうひとつ作ったものがこちら。
農作業の道具置き場です。

















いきなりですが、トンデモない事態が起きてしまいました。
遡ること数日前、土曜日の夜9時前のこと。

ヨメは企画段階から幹事として関わってきた
ほのほ助産院の大きなイベントを明日に控え、準備に大忙し。
僕は「さあ、そろそろ寝る準備をしようか・・」と思っているところでした。

ドドドドドオオオオオンンン!!!

バラバラバラ・・・

と、外から地すべりのような、雪崩のような突然の鈍い音。
僕とヨメは顔を見合わせながら一瞬の沈黙・・・

「な、な、な、なに?なに?なんの音??」
「ああ・・外から聞こえたみたいやけど・・・・、まさか・・・?」
「・・・・・・・・く、蔵やっ!!!!」

わろうだには裏庭に蔵が二つあります。
思い当たる節があって裏庭に飛び出てみると
あたり一面ものすごい土煙で前が見えません!

「間違いないっ、蔵やっ!蔵が崩れたんや!!ライト!ライトおおお!!」

焦る気持ちを抑えながら、現場用のライトをつけて状況を確認しに走ります。
が、土煙の中からギギギ・・・バキバキ、パラパラパラ・・・と
まだ崩れている音が聞こえ、蔵に近づくことができません。
僕は大急ぎで裏の道路にまわりました。

そして見たものは・・・





暗闇に浮かび上がる蔵の無残な姿・・・。
西に面した壁が柱や腰板ごと見事になくなっていました。

「あかん・・・こりゃ、倒れるかも・・・」

母屋の方が崩れなくてよかったと思ったものの、
想像を超えたあまりの状況にどう対応していいのか分かりません。
とにかくこの家を紹介してくれた材木屋のT山さんに
電話をいれて状況を説明しました。

「いまからそっち行ったるから待ってろ!!」

僕の声からただ事でないと判断して
T山さんがすぐに駆けつけてくれました。
そして現場をみて一言・・・

「応急処置でもしてやろうと思ってきたけど、
 これは・・・・どうにもならんぞ・・・」

T山さんも初めて見たという崩れ方に途方にくれた様子。

とにかく夜の間に倒れた際に備えて面する道を通行止めにし、
電話線や電気のコードなどだけはずして
明るくなるのを待つことになりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
万が一母屋の方に倒れてきた場合のことを考え
蔵から一番遠い部屋に非難して二時間ほどの仮眠をとり、
目が覚めるとすぐに蔵の状況を確認しに走ります。

「よかった!崩れてない!でも・・・これは・・・」







明るいところで改めて見ると、さらに壮絶な風景。
もし昼間に崩れて子どもやヨメが下を歩いていたらと考えると
背筋が寒くなるのを感じました。

朝からT山さんと、一番近所の辻井工務店の親方が
来てくれて現場検証が始まりました。

通常、蔵の崩壊といえば柱や腰板を残して
壁だけが崩れることが多いそうです。
柱さえ残っていれば修復もできます。
解体するにしても、屋根に登ることができるのでまず屋根瓦をおろし、
壁から順番に取り除いていくことで安全に解体できるのだそうです。

しかし現場をみた親方曰く、

「これは一番やっかいなタイプやな〜。
 柱がないやろ?危なくて屋根に登られへんから瓦がおろされへん。
 屋根の重みでねじりながら倒れてくるんや。
 ワシもずっとやってるけど、こんなん初めてみたわ。」

崩れた原因は雨漏りによる柱の腐り。
屋根は新しく補修してあったのですが、
補修より前にすでに柱が完全に腐っていて
壁だけで支えていたような状況だったそうです。
蔵は壁が厚く、柱がその中に埋まっているので
外から見るだけでは状況を判断できないのだそうです。

結局、修復は不可能。さらにいつ倒れてもおかしくない状況。
というわけですぐさま解体に取り掛かります。

ユンボが登場しバキバキ、ガラガラとどんどん壊していきます。
しかし、腐っても蔵!!すぐにでも倒れそうな見た目なのに
ちょっとやそっとでは崩れてくれません。
苦労していろんな方向から崩していき、
最後には天井付近にワイヤーをかけ引っ張って倒します。

ドドドドオオオオオオンンン!!!



心配して見に来てくれた近所の人が見守る中、
昨日に引き続き轟音と土煙をあげて倒れていく蔵。

途中一部の壁が母屋の方に倒れそうになりましたが、そこはプロ!!
無事に蔵だけを壊すことができました。

そして残った瓦礫の山。

あとは自分たちでやらなければなりません。





最初はすこし途方にくれましたが、
気を持ち直して見直してみると、蔵が崩れたことで、
裏庭のスペース感やロケーションが抜群に向上し、
僕たちの理想に近い状況になっていることに気がつきました。

インドでは創造と破壊の神は同じだといいます。

今回の想像を絶する劇的な変化が、
さらに前へ進むためのキッカケになりそうです。

まずは2トントラック6台分という膨大な壁土と、
数百枚はある瓦を利用してパン窯や竈(かまど)を作る予定です。
興味のある方は一緒に作りましょう!!
なんなら瓦礫の山の片づけからご参加ください(笑)

「わろうだ」の実現が、また一歩近づきました。

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